年譜 · 2004–2026

伊藤雄吉 年譜

教育事業「えいごや」の創業から、知覚にもとづく教育手法の体系化、その後の事業と現在までを、公開されている記録をもとに時系列でまとめたもの。各項目に出典の種類を付けている。公的な記録や報道で確認できない事項は「本人申告」と明記した。

公的記録官公庁・賞の公式記録
報道第三者による記事
本人の公開情報当時の公式サイト・公開プロフィール
本人申告本人の説明のみ(第三者の記録は未確認)

年譜

  1. えいごやの創業と学生時代
  2. 2004頃

    湘南台で英語学習の場「えいごや」を始める

    認知科学の観点から英語学習を設計した学習施設として開始。人の知覚にアプローチするこの教育手法を、後に「パーセプション・アプローチ」と呼ぶ。

    本人申告開始年は本人の説明による。2006年1月の報道時点で、湘南台の教室の一部を間借りして運営していたことは確認できる。
  3. 2006.01

    SFC CLIPが「新しいタイプの英語塾」として紹介

    当時、慶應義塾大学環境情報学部3年。今井むつみ研究室で認知科学を学び、国内外の英語学習の方法を見学したうえで、自ら塾を立ち上げたと紹介された。記事は、湘南ビジネスコンテスト学生アイディア部門での優秀賞受賞と、日刊工業新聞・日本教育新聞への掲載にも触れている。

  4. 2007

    慶應義塾大学 環境情報学部を卒業

    本人申告公開プロフィールでは、2007年から2009年まで同大学湘南藤沢キャンパス(政策・メディア)に在籍。
  5. 2008.03

    株式会社えいごやを設立、代表取締役に就任

    本人申告2010年の報道で、株式会社えいごやの代表取締役であることは確認できる。
  6. 2009

    慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科を修了

    学位は政策・メディア学修士。

    報道SFC CLIP 2010年10月15日(「09年政・メ修了」と記載)
  7. えいごやの拡大
  8. 2010.09

    2010年度グッドデザイン賞を受賞

    受賞企業は株式会社えいごや。えいごや独自の学習方法のために設計された学びの空間が評価された。デザインは伊藤と、木津潤平建築設計事務所の木津潤平による。報道によれば受賞発表は9月29日。

    本人の公開プロフィール(Wantedly)では受賞を「2009年10月」と表示している。公式の受賞企業一覧では2010年度に掲載されており、2009年度の一覧には掲載がない。本年譜は公式記録に従う。
  9. 2010.12

    Luz湘南辻堂に2校目「Consulting for Learning えいごや」を開校

    JR辻堂駅北口の商業施設の開業に合わせて開校。iPadなどのデバイスを使った教育環境を整えた。

  10. 2015

    「知覚カウンセリング」を看板に、湘南台・戸塚・辻堂の3教室を運営

    公式サイトの見出しは「知覚カウンセリングで、全年齢・全学年の学習をブレイクスルーさせる学習塾」。学習内容の知覚には5つのプロセスがあり、どこに課題があるかをインタビュー・観察・アセスメントテストで判別すると説明していた。

  11. 2016.01

    2015年の最大の成果を「知覚カウンセリング」の公開と記す

    塾の中にあった技術を体系化し、外部にも提供できるパッケージにしたこと、半年以上の研修で3教室分のカウンセラーを育成したことを書いている。

  12. 2016.10

    湘南台教室で「えいごやコワーキング」を開始

    学習塾の営業時間外の場所を活用するため、株式会社Manabelleの小林コトミ代表取締役と開設。10月3日に運営を始め、Manabelleがメインオーナーを務めた。

  13. 2017.02

    学習法「みてかくだけ」を公開

    学びを「外部の世界の情報を取り入れて、適切な行動選択を行うこと」と定義し、見て書くことで頭の中に情報があるかを確かめる学習法として紹介した。

    本人の公開情報eigoya.jp 2017年2月28日の記事(Internet Archive保存版)
  14. 事業の承継とその後
  15. 2018.02

    えいごやの事業を譲渡し、株式会社シードハウスのCTOに就任

    本人の公開情報Wantedly 公開プロフィール(シードハウスCTO 2018年2月〜)本人申告事業譲渡の時期
  16. 2018

    株式会社ブルーコンパスの人材開発責任者に

  17. 2018.10

    株式会社AS(現・観光誘致株式会社)に参画

    旅行系YouTuberの育成を起点に、大企業・行政と連携した地域活性、地理・歴史の教育コンテンツ、公共交通・観光活性化、位置情報アプリを展開した。法人番号の指定は2018年10月19日。

    公開プロフィールでは「代表取締役社長 2018年10月〜」と表示されている。本人の説明では、共同創業者として参画し、代表取締役への就任は2021年8月。
  18. 2023.11

    株式会社ASが商号を観光誘致株式会社に変更

    2023年11月6日付けで商号を変更。

  19. 2024.11

    観光誘致株式会社の代表取締役を退任

    本人申告代表の交代は同社関係者のX投稿で告知されたとされるが、2026年10月30日時点でログインなしには確認できなかった。
  20. 2025

    観光誘致株式会社の株式を売却し、取締役(3月)・顧問(8月)を退任

    以後、事業設計と投資を行う「伊藤雄吉相談所」として活動。

    本人申告
  21. 2026

    実業向けのAI活用スクール「Ontology incubation」を主催

    公開プロフィールでは、知覚をベースとした人間開発「パーセプション・アプローチ」をライフワークとしている。

    本人申告本人の公開情報Wantedly 公開プロフィール(ライフワークの記述)

教育手法の系譜

2004–2013

パーセプション・アプローチ

人の知覚にアプローチする教育手法。講師の技として授業の中で実践。

2014–2017

知覚カウンセリング

手法を体系化し、再現できる診断の技術にしたもの。5つの知覚プロセスをアセスメントで判別する。

2017–

みてかくだけ

「見る・思い出す・書き出す」の単純な繰り返しで、学習者が自分の知覚を確かめられる形にしたもの。

2018–2025

動画メディアの知覚最適化

株式会社AS(現・観光誘致株式会社)で、知覚の考え方を教室から動画メディアへ移したもの。誰でも知っている題材を選び、約8秒ごとに「どこに着目してほしいか」を設定してナレーションと字幕で視線を誘導し、見えていなかった価値を要素に分けて見せた。講演では「みんな本当に見えていない」と述べている。

参考: 観光業者向けSNS戦略の講演(2022年3月、名古屋)

2026–

Ontology incubation と SOVREN Framework

実業向けのAI活用スクール。教科書のSOVREN Frameworkは、自分の事業データを整え、市場・発信・収益・組織・資本の判断をAIと一緒に改善するための無料の実践教科書。3つの主権と9つのスキルで構成される。

SOVREN Framework

時期の区切りと、各段階を一つの系譜として位置づけることは本人の整理による。各段階の活動は、上の年譜と出典一覧にある当時の公式サイト・報道・公開資料で確認できる。

出典一覧

各出典は2026年10月30日に確認した。公開プロフィールは更新時期が表示されないため、職歴の「現在」表示は最新の状況を示さない場合がある。
本人申告の項目は、第三者の記録で確認できたものから順次「公的記録」「報道」に置き換える。